旅行記

自転車本州縦断(6日目)

7月29日(八戸市 - 野田村)

移動地図

この地図は、フリーソフト「白地図KenMap」によって作成されています。

朝8:30頃に出発。今日は久慈市までは行こうと計画。午後は雨の予報だから欲張らないでおこう。よくよく考えたら、今日は順調に行けば初の県境越えだ。それにしても、東北の梅雨はいつ明けるんだよ!

八戸市内はさすがに都市部だけあって、快適に流れている国道42号線をぐんぐん進む。市街を出て山道に来ても、自転車通行可の歩道が左右交互に設置されており、大変走りやすくて助かる。途中、北へとツーリング途中のチャリダー3人組とすれ違い挨拶を交わす。

広い歩道の整備された国道42号

久慈市内に入ると、突然トラックにクラクションを鳴らされ、ビックリして身構えていたら、運ちゃんが窓から顔を出して「がんばれ!!」と腕を突き上げて走り去っていった。ずっと敵という意識のあったトラックから、こういうことをされると嬉しい反面、複雑な気分だ・・・。

結局、久慈市を思ったよりも早く抜けられたので、このまま先へと進むことにする。道の駅のだで、これからどうしようかとツーリングマップルを眺めてみると、少し先に国民宿舎えぼし荘というところがあるらしいので、そこまでは行こうと決める。雲行きもいよいよ怪しくなってきたので少し急ぐ。

アップダウン続きの道をしばらく走って、宿に到着。露天風呂があるというので、チェックイン後早速入ることにする。風呂では、一緒に入って来たおじさんに旅行のことを色々聞かれる。オレがさっき自転車を停めているのを見ていたそうだ。

国民宿舎えぼし荘

晩御飯の時間になって食堂へ行くと、さっきの風呂で会ったおじさんと隣りになる。遠慮したのだが、生中だとか生ほやをごちそうになってしまった。生ほやは噛むと口の中に潮の香りが広がり、大変お酒が進むのであった。おじさんからは、会社をクビになり、若い頃行った恐山にもう一度行ってみるのだとか、なかなかヘヴィな話を聞かされた。話が長くならないうちに、お礼とおやすみなさいを言って部屋に戻り寝ることにする。

出費
走行距離
75.9km

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